家系図・家系譜・書画などは、表具することでその作品を保護し、同時に表具の色柄や形は、作品と渾然一体となり、作品を引き立てる効果もあります。作品を設置する場所や利用目的を考慮に入れて表具することは、作品作りのもう一つの楽しみでもあります。 また、古く傷んだ書画、古文書、過去帳などを修復すれば、見違えるほど美しくなります。
料金は、表具の方法や大きさなどによって異なります。修復の場合は、現物の状態を拝見しないとお見積もりができません。詳しくは、お電話かメールにてお問い合わせください。
傷んだ作品や古文書などをお持ちの方は、修復が可能なうちに早めにご相談ください。
書 三段表装
書 仏表装(真の真)
家系図 書 仏表装
家系図 印刷
三段表装
仏画 仏表装(朱珍)
四国霊場朱印 仏表装(牡丹)
寺院用の過去帳
(台紙100枚程度・A4判)
家系譜(台紙20~100枚程度)
通常はB5判またはA4判で仕上げますが、元の系図の形状に合わせることもできます
落とし額は、周囲のマット面より一段下に作品を貼りこむため立体感があり、高級な額はこの手法を用います。
写真のような派手な額は作品を選びますが、系図の場合文字と線で構成されシンプルなので、額のデザインにそれなりにマッチします。
マット面に家紋を思わせるような柄の裂地を用い、刃先は金縁で仕上げました。
結婚式用に調整したもので、デザインも慶事用に明るい色使いで仕上げました。
セピアブロンズの艶のある塗額に、マット面は柔らかい光沢のある西陣織の裂地、刃先は金縁を用いました。
洋室・和室どちらにも似合う高級感のある趣です。
マット面上に作品を載せ、表面のアクリルとサンドイッチにする手法で、落とし額より安価です。
左は毛筆清書した家系図を額装したもので図面が45cm×60cmあります。額は作品より一回り大きくなり、大きな額は重量もありますので、掛ける場所に配慮が要ります。
フリーの額は、額のみ購入し、ご自分で作品をはさむこともできますが、作品が薄手の場合、マット面が透けて見えたり、湿度で作品が波打ったりすることがあります。
大切なものはプロに任せて貼り込んだ方がいいでしょう。