過去帳は円滑に法事を行うためにも欠かせないものですが、多くの檀家様のおられる寺社関係者様にとっては、古くから引き継いだ過去帳は日付も見にくく、お困りのこともあると思います。傷んだ過去帳を刷新し、また次の世代へと受け継いでいきたいと希望される檀家様のご依頼にもお応えします。
その他、掛け軸の修復なども承ります。お気軽にご相談下さい。
掛け軸・巻物・屏風・衝立・額・過去帳など、表具がいたんだり破損したときは、きれいに修復することができます。
写真は経年変化により激しく劣化した仏画ですが、補強・修復し、表具をあらため、見違えるようにきれいになりました。
左 修復前 / 右 修復後
巻子(巻物)
巻子 修復
巻子仕上げの家系譜ですが、経年変化により劣化したものを、表具をあらためてきれいに修復したものです。
左 修復前 / 右 修復後
折り本
表紙が傷んできたので表紙のみ貼り換え、系譜にも近年の事項を加筆し修復した作例です。
左 修復前 / 右 修復後
傷んだ作品は、修復作業できれいになりますが、状態によっては作り直したほうがいい場合もあります。
例えば、傷みが進んだ家系図・家系譜・過去帳などは、絵画や書のような美術品と違い、記録内容そのものを保存継承することが意味を持つ場合があります。また、一部しかない家系図を複製すれば、親族に分けることができます。さまざまな方法が考えられますから、経済的で有効な方法をご提案します。