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尾瀬〔特別天然記念物〕 -福島県檜枝岐村・新潟県魚沼市・群馬県片品村-

尾瀬〔特別天然記念物〕 -福島県檜枝岐村・新潟県魚沼市・群馬県片品村-

尾瀬(おぜ)は、福島県・新潟県・群馬県にまたがる高原で、尾瀬国立公園に指定され、ミズバショウ、ワタスゲ、ニッコウキスゲなど、湿原特有の貴重な植物群落が見られ、その自然美は素晴らしいものです。ほぼ全域が国立公園特別保護地域および特別天然記念物に指定されており、湿原保護のため、ほぼ全域に木道が整備され、山に不慣れな方でも歩き易くなっています。
尾瀬は周辺火山の噴火活動により、約一万年前に形成されたと考えられています。至仏山、燧ヶ岳などの2,000メートル級の山々に囲まれた盆地となっており、尾瀬沼は標高1,660m、尾瀬ヶ原は標高1,400m、尾瀬沼と尾瀬ヶ原周辺に湿原が多く、沼や湿原は只見川の源流となっています。
尾瀬は昭和24年(1949)、ラジオ歌謡として発表された「夏の思い出」がヒットし、一躍有名になりました。この歌は今でも、日本人なら知らない人がいないほど親しまれています。
一時ダム建設や観光道路建設計画もありましたが、自然保護運動により中止となりました。尾瀬の各地では、各関係機関により、荒廃した植生を復元させる「植生復元」、ニホンジカや外来植物のみずぎわ対策なども取り組まれており、貴重な自然環境が守られています。
尾瀬を訪れる方は、そのような努力が払われて守られている自然環境であることを知って、禁止されていることは守り、環境保護に協力していただきたいと思います。

地図-尾瀬ヶ原(見晴)
尾瀬保護財団
撮影日:2020年08月14日

尾瀬ヶ原
尾瀬ヶ原 朝靄で景色は目まぐるしく変化する。
燧ケ岳
燧ケ岳 尾瀬の東に聳える。日本百名山、東北地方の最高峰2,356 m
至仏山
至仏山 尾瀬の西に聳える。日本百名山の1つ2,228m
尾瀬
オゼコウホネ スイレン科コウホネ属 池塘の主役、夏に黄色い花が咲く。

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