石見銀山遺跡(史跡・世界遺産) ‐島根県大田市‐
2024 / 08 / 20 歴史コラム
目次
-
-シェア
「石見銀山(いわみぎんざん)遺跡とその文化的景観」は、平成19年世界文化遺産に登録されました。世界遺産は14の資産で構成され、「銀鉱山跡と鉱山町」(銀山柵内や大森町など)、「街道」(温泉津沖泊道・鞆ヶ浦道)、「港と港町」(鞆ヶ浦・沖泊・温泉津)の3つの分野に分類されています。戦国時代後期から江戸時代前期にかけて最盛期を迎えた銀山は、世界の銀の約3分の1を産出したとも推定され、採掘・製錬の鉱山跡、外敵から守る城跡、物資を輸送した街道、港町、銀山に隣接して発展した大森町など、遺跡の保存状態も良好で、当時の様子を偲ぶことができます。遺跡の範囲がかなり広く、初めての方は石見銀山世界遺産センターで案内を受けてから回るのがおすすめです。
地図:石見銀山龍源寺間歩
石見銀山世界遺産センター
撮影日 2024年04月16日