TOP > 

タウシュベツ川橋梁(北海道遺産) – 北海道上士幌町

タウシュベツ川橋梁(北海道遺産) – 北海道上士幌町

タウシュベツ川橋梁は、糠平湖にある旧国鉄士幌線の全長130mのコンクリート製アーチ橋です。大雪山国立公園内の自然と調和した美しい連続アーチは、ここでしか見られない独特の景観として知られ、観光名所となっています。

国鉄士幌線は昭和14年(1939)に十勝三股まで開通しましたが、音更川沿いの渓谷を通過するため、多くの橋梁が架設されました。その際、材料を現地で調達できる鉄筋コンクリート造が採用され、タウシュベツ川橋梁のほかにもいくつものアーチ橋が建設されました。これらは全体として「旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群」と呼ばれ、北海道遺産や近代化産業遺産に認定されています。そのうち5橋は国の登録有形文化財に登録されています。
タウシュベツ川橋梁はその中でも最も長い橋梁ですが、糠平ダムの建設に伴い水没地域となりました。そのため、士幌線の線路は昭和30年(1955)に糠平湖の対岸へ移設され、旧ルートは廃線となりました。さらに士幌線自体も昭和62年(1987)に廃線となり、橋は撤去される予定でしたが、地元を中心にアーチ橋の保存を求める運動が起こり、現在でも橋梁群を見ることができます。
タウシュベツ川橋梁は、例年5月頃から雪解け水の流入によってダム湖の水位が上昇し、夏頃には湖底に沈みます。12月に糠平湖が凍り始めると、1月頃には分厚い氷を割って再び姿を現します。凍結と融解を繰り返すため、橋の劣化は通常の約50倍の速度で進むといわれています。古代ローマの遺跡を思わせる姿を見せていますが、近年は劣化が激しく、遠くない将来にアーチの一部が崩落する可能性も指摘されています。
タウシュベツ川橋梁の見学は、ひがし大雪自然ガイドセンターへのツアー参加がおススメです。詳しくは「ひがし大雪自然ガイドセンター」までお問い合わせください。

タウシュベツ川橋梁 地図
ひがし大雪自然ガイドセンター
撮影日 2026年01月30日

タウシュベツ川橋梁
タウシュベツ川橋梁 凍結期は氷の湖面を歩いて行ける
タウシュベツ川橋梁
タウシュベツ川橋梁 南側から
タウシュベツ川橋梁
タウシュベツ川橋梁 北側から
タウシュベツ川橋梁
タウシュベツ川橋梁 崩落の進むアーチ
タウシュベツ川橋梁
タウシュベツ川橋梁 凍結と融解のため劣化が激しい

先祖を知ることは私を知ること…家系図作成についてもっと詳しく知りたい方は お気軽にご連絡・ご相談下さい。お電話・ご相談は無料です。

ページトップへ