
七尾城跡は、能登国を治めた畠山氏が16世紀前半に築いた、日本有数の大規模な山城跡です。所在地は七尾市古城町で、国指定史跡にもなっています。
この城は石動山系に築かれ、南北約2.5km・東西約1.0km、総面積約252.6haという広大な規模を誇ります。一帯は「城山」と呼ばれ、自然地形を巧みに活かした防御構造が特徴です。特に、七尾の地名の由来ともされる「七つの尾根」を中心に、多くの曲輪(くるわ)が連なる縄張りは、日本の山城の中でも非常に高度な設計といえます。山麓には城下町が形成され、…
タウシュベツ川橋梁は、糠平湖にある旧国鉄士幌線の全長130mのコンクリート製アーチ橋です。大雪山国立公園内の自然と調和した美しい連続アーチは、ここでしか見られない独特の景観として知られ、観光名所となっています。
国鉄士幌線は昭和14年(1939)に十勝三股まで開通しましたが、音更川沿いの渓谷を通過するため、多くの橋梁が架設されました。その際、材料を現地で調達できる鉄筋コンクリート造が採用され、タウシュベツ川橋梁のほかにもいくつものアーチ橋が建設されました。これらは全体…
十勝牧場 白樺並木は、音更町の「美林」に指定されています。十勝牧場入口から直線で約1.3km続く白樺並木は、今から約70年前牧場職員の手で植樹されました。映画『雪に願うこと』やドラマ『マッサン』など、数々の作品のロケ地ともなり、北海道らしい絶景として知られます。白樺並木は見学自由ですが、車両の通行もあり見学の際は注意が必要です。牧場内の牧草地、施設等は立入禁止となっており、売店やごみ箱はありませんので、見学したら移動しましょう。
仁科神明宮(にしなしんめいぐう)神明宮は、皇大神宮御領であった仁科御厨の鎮護のため、この地方の支配者 仁科氏によって、伊勢神宮内宮が勧請され創建されました。以来、1000年以上にわたり20年に1度の式年造営が行われてきました。現在の建物は江戸時代のはじめのもので、わが国古来の「神明宮」の様式を正確に伝えていることから、本殿、釣屋、中門は国宝に指定されています。参道脇の大杉をはじめ、スギ、ヒノキなどが茂る境内や社叢は、県の天然記念物に指定されています。
日本家系図学会誌「姓氏と家系」令和7年-2 第34号(会誌通巻第122号)が発行されました。 <目次> 金鳳山平林寺(きんぽうざんへいりんじ)は、臨済宗妙心寺派の修行道場で、伽藍の囲む境内林は武蔵野の雑木林の面影を残すものとして、国の天然記念物に指定されています。 岩槻にあった平林寺は、寛文3年(1663)松平信綱の遺命によって、現在の野火止の地に移されました。徳川家康の関東入部に伴い、家臣として上京した大河内秀綱は、平林寺の大檀那でしたが、秀綱の孫で松平家の養子となった松平伊豆守信綱は、三代将軍家光、四代将軍家綱のもとで幕府老中を務めました。その一族は代々大河内松平家廟所で供養され、平林… 前山寺(ぜんざんじ)は、真言宗智山派の古刹で、塩田平を見下ろす独鈷山麓に佇む霊場です。本尊は大日如来、間口十間、奥行八間の木造萱葺の本堂は、元禄11年(1698)~享保12年(1727)の創建と推定されます。弘仁年中(812)空海上人が護摩修行の霊場として開創したと伝えられ、元弘年中(1331)讃岐国善通寺より長秀上人が来止し、正法院を現在の地に移し、前山寺を開山したといわれます。境内に建つ三重塔(国指定重要文化財)は、室町時代の建立とされ、三間三重で、高さ19.5m、屋根は柿葺です。二… 上杉謙信と武田信玄が戦った、川中島第四次合戦で、この八幡原に武田軍の本陣があったと伝えられます。現在はここに八幡社や市立博物館が設けられ、周辺は川中島古戦場史跡公園として整備され、歴史散策や市民の憩いの場となっています。武田信玄が本陣を置いたとされる川中島古戦場・八幡社には、「一騎討ち像」「三太刀七太刀之跡の石碑」「執念の石」「首塚」「逆さ槐」が置かれ、当時をしのぶことができます。
鼠ヶ関(ねずがせき)は、奥羽三関の一つで、越後国と出羽国の国境に位置し、出羽国の日本海側の玄関口となっていました。奥羽三関とは、五世紀頃に蝦夷の南下を防ぐために設けられた関所で、鼠ヶ関の他、勿来関(福島県いわき市)、白河関(福島県白河市)を指します。 「鼠ヶ関」の文献上の初見は、平安時代中期の歌人・能因法師の「能因歌枕」で、「ねずみが関」とあります。その他、「保元物語」には「念誦の関」、「義経記」には「念珠の関」、「吾妻鏡」には「念種関」と記されています。
発行日 令和7年12月10日
・大和の筒井氏と乾党諸氏(上) ‥ 宝賀寿男
・甲斐に残留した南部氏について ‥ 真野信治
・南部(大浦)光信の津軽入部時の従士に関する検討(5)
~津軽為信の出自検討および下久慈の検討も併せて~ ‥ 岩城大介
・田中光顕の系図
─安土桃山時代以前を中心に─ ‥ 松永昂大
・コラム 旅…