歴史コラム

  • 2021.6.20 歴史コラム 大湯環状列石〔特別史跡〕 -秋田県鹿角市十和田大湯-

    特別史跡 大湯環状列石(おおゆかんじょうれっせき)は、野中堂、万座に所在する二つの環状列石を主体とする大規模な縄文時代後期(約4000年前)の遺跡です。
    二つの環状列石は、川原石を様々に組み合わせた配石遺構を二重の環状に配置した構造となっています。環状列石の最大径は、野中堂環状列石が44m、万座環状列石が25mで、それぞれの中心の石と「日時計状組石」と呼ばれる特殊な形状の組石が一直線に並ぶ位置関係にあります。
    環状列石の周辺については、これまでの調査により、建物跡、貯蔵…

  • 2021.5.20 歴史コラム 美濃金山城跡〔国指定史跡〕 -岐阜県可児市兼山-

    美濃金山城跡(みのかねやまじょうあと)は戦国時代の城郭で、鬼武蔵といわれた森長可ら森氏の居城として知られています。木曽川と兼山町を見下ろす山上に築かれ、織豊系城郭の特徴である石垣、瓦、礎石が見られ、土木工事の技術の高さを示す削られた岩盤、また城の終焉を伝える破城の痕跡も残されています。
    金山城は天文6年(1537)斎藤正義が築城し、烏峰城(うほうじょう)と名付けられました。永禄8年(1565)織田信長から森可成に与えられ、金山城と改称しまし。元亀元年(1570)近江宇佐山城の戦い…

  • 2021.4.20 歴史コラム 京極氏遺跡〔国指定史跡〕 -滋賀県米原市上平町-

    京極氏遺跡は、滋賀県伊吹山の南山麓にある戦国大名京極氏の城館遺跡です。京極氏は、近江佐々木氏の一族であり、南近江を領した一族の六角氏に対し北近江を領し、始祖氏信以来多くは山東町の柏原館を本拠としていました。一族の内紛を永正2年(1505)に収めた京極高清は、柏原館を廃し伊吹山南山麓の上平寺に新たに城館を築きました。以後、大永3年(1523)国人一揆により落城するまで、北近江の政治・文化の中心として機能してきました。
    遺跡は、京極氏館跡、上平寺城跡、家臣団屋敷跡及び山岳寺院を軍事的に…

  • 2021.3.20 歴史コラム 埼玉古墳群〔特別史跡〕 -埼玉県行田市大字埼玉-

    埼玉(さきたま)古墳群は、5世紀後半から7世紀初頭にかけて築かれた古墳群で、前方後円墳8基、円墳1基、並びに小円墳群で構成されています。我が国屈指の古墳群で、国の特別史跡に指定されており、世界遺産への登録を目指しています。
    古墳群は前方後円墳の形態に強い規格性を持ち、古墳時代の地域の首長層とヤマト政権とのつながりなど、古墳研究上、重要な遺跡として高く評価されています。
    昭和43年(1968)、「さきたま風土記の丘」を整備するため稲荷山古墳を発掘調査したところ、人を埋葬した施設…

  • 2021.2.19 歴史コラム 白川郷〔世界遺産・重要伝統的建造物群保存地区〕 -岐阜県……

    白川郷は、岐阜県北部庄川上流にある集落で、合掌造りの家並みが独特の景観を形成しています。昭和51年(1976)重要伝統的建造物群保存地区に指定され、平成7年(1995)に、五箇山(富山県)と共に「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
    合掌造りの家屋は、耐震、防火、積雪など、この地方の自然環境と生活の知恵が生かされたものです。家屋の中では、一階は生活の場でしたが、上層は養蚕や機織りが行われていました。同じ建物の中で、生活と労働が集約…

  • 2021.1.20 歴史コラム 名古屋城〔特別史跡〕 -愛知県名古屋市中区-

    名古屋城は、名古屋市のシンボルで、天守に輝く金の鯱が有名です。日本100名城の一つにも数えられ、国の特別史跡に指定されています。
    ここには16世紀後半、今川氏が築城した那古野城がありました。熱田台地の北西端に位置し、濃尾平野の軍事上の要衝にあたります。織田信長はここから清州に本拠地を移したため廃城になっていました。
    関ヶ原の戦いに勝利した徳川家康は、豊臣方への備えとして慶長18年(1609)にここに新城を築き、それまで城のあった清州から城下町を移しました。以後御三家筆頭…

  • 2020.12.20 歴史コラム 本土寺〔日蓮宗〕山号長谷山 -千葉県松戸市平賀-

    本土寺(ほんどじ)は、千葉県松戸市平賀にある日蓮宗の名刹で、山号は長谷山。「あじさい寺」「四季花の寺」として親しまれています。春の桜、夏のあじさい、花菖蒲、秋の紅葉の時期は特にすばらしく、多くの方が参詣します。
    本土寺は、元は豪族平賀忠晴の屋敷跡だったと伝えられます。平賀氏は源氏の名門で、家中から日蓮門人、日朗、日像、日輪を輩出しました。建治3年(1277)、日蓮聖人の篤信者で時の領主曽谷教信の協力を得て法華堂を建立し、日蓮上人の高弟日朗(にちろう)を導師として招き、開堂したたこ…

  • 2020.11.19 歴史コラム 岩櫃城跡〔国指定史跡〕 -群馬県吾妻郡東吾妻町-

    岩櫃城(いわびつじょう)は、真田氏の居城として知られた城郭で、上州最大規模を誇り、吾妻百景を代表する景勝地 岩櫃山(標高803m)の東の山裾に築かれていました。
    平成28年(2016)のNHK大河ドラマ「真田丸」で真田氏が注目を集めたため、古城ファンのみならず、観光客も訪れるようになっています。平沢登山口には無料駐車場、観光案内所が設けられており、中世の城郭としてはとても見学しやすい環境で、東吾妻町は観光にも力を入れているようです。
    岩櫃城がはじめに築かれたのは南北朝のこ…

  • 2020.10.19 歴史コラム 豊田佐吉記念館〔市指定史跡〕 -静岡県湖西市山口-

    豊田佐吉記念館(とよださきちきねんかん)は、トヨタグループの創業者豊田佐吉の生誕地に開設された記念館です。展示室、母屋、生家などと、裏山、展望台が整備され、佐吉の生涯を偲ぶことができます。
    豊田佐吉は慶應3年(1867)にこの地に生まれました。貧しい農村を見ながら、発明を通して日本を裕福な国にしようと考えた佐吉は、明治23年(1890)豊田式木製人力織機を発明し、大正15年(1926)トヨタ自動車の前身である豊田自動織機製作所(現在の豊田自動織機)を創設しました。佐吉は独自で織機…

  • 2020.9.20 歴史コラム 岩木山神社〔重要文化財〕 -青森県弘前市百沢-

    岩木山神社(いわきやまじんじゃ)は、津軽国一宮、津軽富士とも呼ばれる岩木山の麓に鎮座する神社です。親しみを込めて「お岩木さま」「お山」とも呼ばれますが、陸奥津軽の開拓の神、農海産物の守護神、また祖霊の座すところとして崇められてきました。
    創建は、今から約1200年前の宝亀11年(780)、社殿を山頂に建立したのがはじまりとされます。延暦19年(800)に、征夷大将軍 坂上田村麿がこれを再建し、別に山麓の十腰内に下居宮(おりいのみや)を建立し、山頂を奥宮と称し、寛治5年(1091)神…

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