歴史コラム

  • 2025.2.20 歴史コラム 太宰治記念館「斜陽館」(国指定重要文化財) ‐青森県五所……

    太宰治記念館 「斜陽館」は、小説家太宰治の生家で、現在は五所川原市の観光名所となっています。太宰治の父 津島源右衛門の手で明治40年(1907)に建設され、ヒバを贅沢に使った入母屋作りの建物は、1階11室278坪、2階8室116坪、付属建物や庭園など合わせて約680坪の豪邸です。近代和風住宅の代表例として平成16年(2004)国の重要文化財に指定されました。

  • 2025.1.20 お知らせ 歴史コラム「記・歴史の窓」 令和7年1月更新

    沖縄本島南城市にある斎場御嶽は、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして世界文化遺産に登録されています。琉球の創世神・アマミキヨによってつくられたと伝えられる、琉球王国最高の聖地です。知念岬の近くにあるこの場所は、観光名所でもありますが、琉球の宗教観を伝える神聖な場所として、敬う気持ちで訪ねたいところです。詳しくはこちら…

  • 2025.1.20 歴史コラム 斎場御嶽(国指定史跡・世界遺産) ‐沖縄県南城市知念‐

    斎場御嶽(せーふぁーうたき)は沖縄県南城市知念にある史跡で、15-16世紀の琉球王国・尚真王時代の御嶽で、政府が整備した国家的な宗教組織との関連が深い琉球王国最高の聖地です。
    御嶽(うたき)とは、南西諸島に広く分布している「聖地」の総称です。斎場御嶽(せーふぁうたき)は琉球開闢(りゅうきゅうかいびゃく)伝説にもあらわれる、琉球王国最高の聖地です。巨岩や聖樹に囲まれた空間には、首里城内にある部屋名と同じ名前の拝所があり、当時の王府と斎場御嶽の関わりの深さをみることができます。琉球最高…

  • 2024.12.20 お知らせ 歴史コラム「記・歴史の窓」 令和6年12月更新

    2024年10月に公開された、映画「八犬伝」。この物語はファンタジーですが、安房里見氏をモデルにしています。千葉県に里見氏所縁の史跡はいくつかありますが、稲村城は里見氏が白浜城の次に築いた城でした。戦国前期の城の姿を残しているといわれています。詳しくはこちら…

  • 2024.12.20 歴史コラム 稲村城跡(国指定史跡) ‐千葉県館山市稲‐

    稲村城は、天文3年(1534)里見家の内乱によって里見義豊が滅ぼされるまでの、前期里見氏の居城でした。標高64mほどの丘陵地帯に築かれた城は、東西2km、南北1.5kmに及ぶ大規模なもので、安房国の統治を見据えたものでした。城は城山といわれる主郭部と南に続く舌状丘陵地で構成され、天然の良港館山湾を西に望み、安房国随一の穀倉地帯館山平野を見下ろすの場所に配し、上總進出の足掛かりの地として位置づけられました。ところが「天文の内乱」で嫡流の義豊は破れ、勝利を治めた庶流の義堯が家督を奪い、本城を…

  • 2024.11.20 お知らせ 歴史コラム「記・歴史の窓」 令和6年11月更新

    春日大社の境内は、古代から神域とされていた御蓋山一帯に広がり、原始林を背景に鮮やかな社殿が鎮座しています。縁結びのご利益があるといわれていますが、雨降る日でも多くの観光客が訪れていました。詳しくはこちら…

  • 2024.11.20 歴史コラム 春日大社(世界遺産) ‐奈良県奈良市春日野町‐

    春日大社(かすがたいしゃ)は、奈良公園内にある神社で、春日山原生林(国の特別天然記念物)を背景に御蓋山(春日山)の麓に建立されています。全国に約1000社ある春日神社の総本社で、世界遺産「古都奈良の文化財」に登録されています。神護景雲2年(768)、称徳天皇の勅命により、平城京の守護と国民の繁栄を祈願する為に創建され、藤原氏の氏神でもあります。主祭神は、向かって右から、武甕槌命(第一殿)、経津主命(第二殿)、天児屋根命(第三殿)、比売神(第四殿)で、本殿(国宝)として整備されました。古来…

  • 2024.10.20 お知らせ 歴史コラム「記・歴史の窓」 令和6年10月更新

    岐阜県白川郷と富山県五箇山の合掌造り集落は、県境を挟んで南北に位置します。白川郷は規模が大きく観光地化も進み、観光客も多く賑やかですが、五箇山は静かな環境が残されています。それぞれの良さがありますので両方訪ねるのがおすすめです。
    詳しくはこちら…

  • 2024.10.20 歴史コラム 五箇山菅沼合掌造り集落(世界文化遺産) ‐富山県南砺市菅……

    岐阜県と富山県の県境付近の山あいを流れる庄川のわずかな河岸段丘にある菅沼集落には、現在9戸の合掌造り家屋が残っています。合掌造りは、日本有数の豪雪地帯という厳しい自然環境に耐える住まいであり、養蚕や塩硝作りという仕事の場として、頑強な構造で合理的な家屋が発達しました。日本の原風景ともいうべき山村の景観も含めて、ありままの自然に抱かれた合掌造り家屋と、のどかで閑静な環境を今に残しています。同村の相倉合掌造り集落とともに、昭和45年(1970)に国の史跡指定を受け、平成6年(1994)に重要…

  • 2024.9.20 お知らせ 歴史コラム「記・歴史の窓」 令和6年9月更新

    払田柵跡は、古代城柵遺跡ではかなり規模が大きく、見た目を意識した造りは、横手平野の中でひときわ引き立ち、迫力があります。律令国家が東北地方支配に向けた意思の強さを感じる遺跡です。詳しくはこちら…

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