霊場恐山 -青森県むつ市田名部宇曽利山-
2023 / 09 / 20 歴史コラム
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本州の最北の地、下北半島にある恐山には、日本三大霊場の一つ「恐山菩提寺」があります。本坊はむつ市田名部にある円通寺で曹洞宗の寺院です。恐山は今からおよそ1200年前、天台宗の慈覚大師円仁によって開かれました。地蔵菩薩を自ら彫り本尊としたと伝えられます。火山ガスが噴出するこの一帯は、岩肌が露出し独自の景観を作り出し地獄に、一方、宇曽利山湖と白い砂浜は極楽になぞらえられ、天国と地獄の境目を表す祈りの場となっているそうです。恐山は死者の集まる山とされ、恐山大祭では、イタコの口寄せが行われることで知られますが、イタコは何時でも常駐しているわけではありません。
撮影日2023年09月06日
![](https://kakeifu.com/wp-content/uploads/2023/09/230920-01.png)
![恐山 手水舎](https://kakeifu.com/wp-content/uploads/2023/09/230920-04.png)
![本尊安置地蔵堂](https://kakeifu.com/wp-content/uploads/2023/09/230920-05.png)
![恐山 境内](https://kakeifu.com/wp-content/uploads/2023/09/230920-07.png)
![恐山 境内](https://kakeifu.com/wp-content/uploads/2023/09/DSZ_5335.png)
![恐山 極楽浜](https://kakeifu.com/wp-content/uploads/2023/09/230920-08.png)