米沢藩主上杉家廟所(史跡) ‐山形県米沢市御廟‐
2024 / 06 / 20 歴史コラム
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米沢藩主上杉家廟所(うえすぎけびょうしょ)は、米沢藩上杉家歴代の墓所です。杉木立の中に上杉謙信から十二代藩主までの廟屋が立ち並んでおり、荘厳な雰囲気に包まれます。市民からは、墓所を御廟、廟所、御廟所、御霊屋(おたまや)と呼ばれ、敬い親しまれています。慶長6年(1601)上杉家は越後から米沢に移封され、二代景勝が逝去した後、上杉家歴代藩主の墓所と定まりました。その後、景勝を中心に左右交互に廟が建てられ、廟の前方には拝殿が造営されていました。また、各廟の参道も今より前方に延びており、その周囲には、千基を超える石灯篭が並んでいたと言われています。謙信の遺骸は越後春日山から会津を経て米沢へ遷され、当地に祀られています。
地図 ‐ 米沢藩主上杉家廟所
米沢藩主上杉家廟所
撮影日 2023年09月17日