日本家系図学会誌「姓氏と家系」第29号が、令和5年6月30日発行されました。
姓氏と家系 令和5年-1 第29号(会誌通巻第117号)
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<目次>
・東京国立博物館所蔵『武田族譜』の考察 ‥ 真野信治
・日向米良諸氏(門川・須木・紙屋)の系譜について ‥ 山邉尚幸
・陸奥の石城国造と岩城氏一族(上) ‥ 宝賀寿男
・湯川氏出自に関する小考
―併せて松本氏の出自の考察― ‥ 松永昂大
・近江三…
駒止湿原は、標高1,100mにある高層湿原で、尾瀬ヶ原のように峠を越えなくても、往復3時間もあれば見学できるので、足の弱い方でも行きやすいと思います。詳しくはこちら…
駒止湿原(こまどしつげん)は、福島県南会津地方にある高層湿原で国の天然記念物に指定されています。高山植物が自生しており、散策用の木道が整備されています。4月下旬のミズバショウに始まり、コバイケイソウ、ワタスゲ、ニッコウキスゲ、ハクサンシャクナゲなど、春から秋にかけて様々な花が咲き、四季折々訪れる人々を魅了します。駐車場からすぐ湿原に入れるので、足に自信がない方でも散策することが出来ます。
英勝寺は、浄土宗の寺院で山号は東光山、水戸徳川家が創建した鎌倉唯一の尼寺です。開基は徳川家康の側室であったお勝の方(後の英勝院)で、寺域は扇谷上杉家の家宰だった太田道灌の館跡といわれています。英勝院は太田道灌四代孫太田康資の娘で、道灌所縁のこの地を徳川家光より賜り、菩提所として建立しました。仏殿、山門、祠堂、唐門(祠堂門)、鐘楼などは、創建当時のまま残されています。横須賀線の線路を跨いだ東側には、道灌の主家扇ガ谷上杉管領屋敷跡の碑があります。
掛川は東海道の重要拠点であり、室町時代、駿河の守護大名今川氏が遠江進出を狙い、朝比奈氏に命じて築城させました。戦国時代には、山内一豊が城主となり、天守閣、大手門を建て、城郭を大規模に修築し、更に城下町の整備、大井川の治水工事なども行いました。一豊が土佐に転封された後、譜代大名が城主となりましたが、城主は度々変わり、最終的に城主となったのが、太田道灌の子孫といわれる太田資宗で、太田氏の治世は幕末まで存続しました。 日本三大桜の中でも最初に国指定天然記念物となったのが山高神代桜ということです。日蓮宗の寺院内でもあり、神々しいその姿は今でも多くの人々に崇敬されています。スイセン畑も広がり、桜の花と共に春のよろこびを表しています。これから多くの人で賑わうでしょう。詳しくはこちら 山高神代桜(やまたかじんだいさくら)は、武川町の実相寺境内にあるエドヒガンザクラで、福島県の三春滝桜・ 岐阜県の淡墨桜と並ぶ日本三大桜の一つです。大正時代に国指定天然記念物第1号となり、平成2年には「新日本名木百選」にも選定されています。推定樹齢1,800年とも2,000年とも言われ、樹高10.3m、根元・幹周り11.8mあり、日本で最古・最大級の巨木です。伝説では、ヤマトタケルノミコトが東征の折に植えたと言われ、名前の由来になっています。また、鎌倉時代に日蓮聖人がこの地を訪れた際、桜の衰…
一豊の建てた三層四階の天守は慶長9年(1604)の地震で倒壊し、元和…