日本三大桜の中でも最初に国指定天然記念物となったのが山高神代桜ということです。日蓮宗の寺院内でもあり、神々しいその姿は今でも多くの人々に崇敬されています。スイセン畑も広がり、桜の花と共に春のよろこびを表しています。これから多くの人で賑わうでしょう。詳しくはこちら
山高神代桜(やまたかじんだいさくら)は、武川町の実相寺境内にあるエドヒガンザクラで、福島県の三春滝桜・ 岐阜県の淡墨桜と並ぶ日本三大桜の一つです。大正時代に国指定天然記念物第1号となり、平成2年には「新日本名木百選」にも選定されています。推定樹齢1,800年とも2,000年とも言われ、樹高10.3m、根元・幹周り11.8mあり、日本で最古・最大級の巨木です。伝説では、ヤマトタケルノミコトが東征の折に植えたと言われ、名前の由来になっています。また、鎌倉時代に日蓮聖人がこの地を訪れた際、桜の衰…
防府天満宮(ほうふてんまんぐう)は、学問の神様として有名な菅原道真を祀る神社で、創建は延喜4年(904)といわれています。天神社は全国に約1万2千社ありますが、最初に創建されたが防府天満宮で、京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮とともに日本三天神のひとつに数えられています。
菅原道真は宇多天皇の信任が厚く右大臣に任じられましたが、時の権力者である左大臣藤原時平の陰謀により大宰府に左遷されました。大宰府へ向かう途中、周防国の国府が置かれたほ防府寄港し、しばしの休息を取られた道真公は「こ…
安土城は、織田信長が天正4年(1576)標高199mの安土山に築城させた平山城です。天下統一を目指す信長は、岐阜城よりも京に近く、北陸・東海の要衝にこの城を建てました。総普請奉行は丹羽長秀、当時は琵琶湖の内湖に囲まれ、南方だけが開けている地形でした。我が国で初めて天守を持つ城は天正7年(1579)に完成し、その姿は絢爛豪華で信長の権威を知らしめるものでした。しかし、僅か3年後の天正10年(1582)6月2日、本能寺の変で信長が自刃すると、混乱の中6月15日には城の天守、本丸を焼失しました。…
日本家系図学会誌「姓氏と家系」第28号が、令和4年11月30日発行されました。
姓氏と家系 令和4年-2 第28号(会誌通巻第116号) 目次
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ある系図が語る甲斐武田氏正統についての考察 真野信治
日向米良山領主米良氏の出自について 山邉尚幸
周防・安芸の玉作部とその末裔たち(下)
―瀬戸内水軍の起源に関する一試論― 宝賀寿男
近江三雲氏系図の仮説的再構築(4) 岩城大介
山祇氏におけるカブ栽培につ…